Srila Prabhupada

良いサドゥ-サンガの原則を実行し、プリーシングする。

「私の長女がマヤプールでバクティ-シャーストリ-コースを受けた時、私にスカイプでこう言いました。 「お母さん、実行することとプリーチングすることのうち、どちらが一番重要でしょう。」 私の返事は、私がそう言うと娘が知っていた通り、「実行すること」。 娘はこう答えました。「うーん、私が答えようとしていたのはプリーチング。」

あなたなら彼女の質問に何と答えますか。 「プリ―イング」と言いましたか。 そうであれば、自分自身が実行することがどれ程重要かどのくらいの割合をつけますか。 16周ジャパを唱えることがおろそかになっても、外に出てプリーチングすることは正しいと承認されると思いますか。

私の見解では、一番重要なのは自分自身が実行することです。 自分自身が実行できていれば、プリーチングというより高いレベルに行きたくなります。 けれど自分で実行できていないのにプリーチングすることは偽善です。そしてそれによって私達は堕落します。 又、その様なプリーチングは効果がありません。

「自分自身が献身奉仕を実行しない限り、他の人にそれを教えることは出来ません。この結論は『ギータ』や『バーガヴァタム』の全文を通しては実際に確証されています。」 (C.C.前編3.21)

「プリーシングをするのは私達の仕事の一部です。しかし自分が実行することが主な仕事です。自分自身が実行すること、それが私達の主な仕事です。皆がプリーシングするわけではありません。しかし少なくとも自分自身の生活は完璧であるべきです。」 (室内での会話、1972年6月24日、ニユー-ヴリンダーヴァンにて)

「哲学を理解するように努め、その哲学を生活に適用し、この意識を配るように努めて下さい。」 (B.G.2.17講義、1972年11月22日、フリデラバッドにて)

「私達は、私達の生徒達にもブラーフマナの立場を授けています。しかし彼が一番の愚か者であり続けるのなら、私達の試みを誤用していることになります。彼はとても博学な学者になるべきです。それが目的であるべきです。そして博学な学者になるのは難しいことではありません。何故ならば、私達にはとても多くの本があるからです。ただ読んで、私達が話していることを消化すれば良いのです。私達はただ本を売っているだけものではありません。私達は読んででいます。読まなければなりません。そうすれば私達のブラーフマナとしての立場はその主旨が叶というものです。ブラーフマナは先生ですから、教えることが出来る人は誰でもブラーフマナです。ですから世界に向けて話したいことについてしっかり読まない限り、どうやってあなたはブラーフマナやパンディットになることが出来るのでしょう。なれません。このことについて注意深く気を留めておくべきです。」 (S.B.3.28.1, 1975年6月1日、ホノルルにて)

「実際あなたは正しく振る舞わなければなりません。そうでなければ如何にしてプリーシングが出来るでしょう。そうでなければあなたはアチャーリヤにはなれません。アチャ―リヤとはアチャラを実行して、そしてそれを教える人のことです。彼がアチャーリヤです。ですからアチャラ。何かについてプリーチングしている反面、自分では他のことをしている、それは正直ではありません。正直とは、あなたがプリーシングすることを、自分でも実行しなければならないということです。ですからこれらのことがアスリック(悪魔的)な生活には欠けています。ですから私達はとてもきれいで清潔でいられるように注意深くしていなければいけません。私達は、経典とグルの規則に沿って振る舞わなければなりません。そうすれば私達はアスラ的な領域から抜け出すことが出来ます。そうすればスラ(半神)の段階に昇ることが出来ます。そうすれば精神的生活に向上出来ます。もしも自分をアスラ的な段階に保っているのならば、クリシュナ意識に向上できる可能性はありません。それがここで警告されていることです。」 (B.G.16.7、1976年12月15日、フリダエラバッド)

もしも私達がサドゥ–サンガを正しく実行すれば、必ず物質的苦しみから救われることを感じ、徐々に幸せを感じるように様になるでしょう。

「私達の本をいつも読んで、私達の哲学を様々な角度の視野から見るように努め、この知識を確信して下さい。そうすれば疑いなくあなたの心の中にある困難なことは全て永遠に消え去るでしょう。そしてあなたはクリシュナと顔と顔を合わせて会うことが出来るでしょう。」 (バガヴァタナンダ、1972年6月8日、ニューヨークにて)

私自身のことですが、私はとても不機能的な幼少時代を過ごしました。 私の一番年上の兄は15歳の時に自殺未遂を図りました。その後は大量の薬を飲み続けることでようやく、何とかしていました。 私の一番下の弟は、26歳の時に自殺をするのに成功しました。 私は4歳の時に最初の自殺の念がよぎりました。 クリシュナ意識に初めて接触したことが、私をいくらか苦痛から癒してくれました。しかし結婚して母親となってから、寺院でのプログラムを維持することがとても難しく感じ、心理的苦しみが急激に私を覆い込むようになりました。 私はハートの中の主が私を、このようにシュリーラ-プラブパーダと交際するように案内してくれたことにとても感謝しています。

私自身の経験と、シュリーラ-プラブパーダからの豊富な教えのおかげで、このウエブ‐ページにシェアした原則を適用しながら、シュリーラ-プラブパーダの本を定期的に語り合う人は誰でも、物質的な苦しみから救われて平和で幸せになると、私は100%確信しています。 その変化が自分の人生に起こると、当然私達は、これを他の人とシェアしたいと思うようになります。苦し状況から救われたことがある紳士なら誰でも、他の人を苦しみから救ってあげたいと思うのは自然なことです。 苦し状況から救われたことがある紳士なら誰でも、他の人を苦しみから救ってあげたいと思うのは自然なことです。

「花屋は恩恵を授けられた時、主に献身奉仕を捧げる永遠の僕であり続けられますように、そしてその様な奉仕によって全ての生物に良いことをしてあげられますようにと、主に請いました。このことから明白なのは、主の献身者は自分が献身奉仕に向上していくことだけに満足しているべきではないということです。;他の人皆の福祉のために働きたいと思わなければなりません。この例は、ヴリンダーヴァンの6人のゴースワーミー達によって従われています。ですから彼らへの祈りの中にこう書いてあります。ロカナㇺ ヒタ-カリナゥ:ヴァイシュナヴァ、主の献身者は自分勝手ではありません。どのような恩恵を最高人格主神から授けられたとしても、彼らはそれを他の全ての人々に配りたいと思います。それが人類への最高の福祉活動です。この花屋に満足して、主は彼が望んだ恩恵を全て捧げたばかりか、それ以上に、全ての物質的幸せ、家族の繁栄、長い寿命、そして物質界で彼のハートが望むものは何でも捧げました。」 (K.B.41:クリシュナがマトゥーラに入る)

よく私達は、プリーシングとは、クリシュナ意識について何も知らない新しい人のためのものだと思っています。 しかし、献身者になろうとしている他の人々が、シュリーラ-プラブパーダとの交際をどのようにしてもっと良くしていくかを教えてあげることも、とても重要なプリーチングです。 この「家庭内」のプリーチングは、新しい人々へのプリーシングよりもっと重要です。

「あなたの最初の仕事は、あなたが管理している範囲にいる献身者、一人一人が皆私達の文献を読んでいること、そして様々な見解から物事を真剣に語り合っていること、そして何とかして彼らがクリシュナ意識の哲学の知識に没頭していることを確かにすることです。もしも彼らが私達の哲学に完全に教育されて、全ての意識を得て、あらゆる視野から学ぶならば、彼らはとても簡単にタパシャを行い放棄することが出来るでしょう。そしてそれは彼らのクリシュナ意識の向上となるでしょう。ですから最初にすることは、ロサンジェルスでの朝のクラスの時に私達が既に行っているように、あなたの寺院に住んでいる人やその他の献身者達に、毎日読むように教えることです。私達が皆で一緒に毎日一つのシュローカをサンスクリット語で読んで唱えて、その後色々な新しいことを見ながらしっかり語り合っていたことを、あなたは覚えているでしょう。ではあなたはこの制度を導入して、先ず献身者を訓練して下さい。今のところ非献身者のことはそれほど気にしなくていいです。今は既に居る献身者達をクリシュナ意識の知識で固定しなければなりません。そうすれば私達は成功します。大勢の献身者がいたとしても、もしも彼らのうち誰も知識を持っていなければ、一体何の良いことがあるのでしょう。」 (サトゥスヴァルーパへの手紙、1972年6月16日、ロサンジェルスにて)

もしも私がこのウエヴ-ページにシェアした原則を適用することが、あなたの役に立ち始めているのなら、これを他の献身者とシェアすることで私を助けてくれるようになって欲しいです。 ここにシュリーラ-プラブパーダが提案した、私達皆が師の使命を助けるいくつかの方法があります。:

「皆クリシュナに仕えることが出来ます。プラナイル アルタィル デヒィヤ ヴァチャ シュレヤ-アチャラマㇺ サダ。あなたの命で、あなたのお金で、あなたの知性で、あなたの言葉で、何を使ってでも、あなたはクリシュナに仕えることが出来ます。いずれにしても、どのような方法でも。クリシュナの奉仕は止められません。アハィトゥキィ アパラティハタ。それは止められません。人生においてどの様な状態にあっても、あなたはクリシュナに仕えることが出来ます。先ず最初に、あなたがあなたの命を捧げられるのなら、それはとても良いことです。今までやってきたように。あなたはこのクリシュナ意識運動を広めるために命をかけてきました。それは最高級です。プラナィㇶ。もしもあなたが今すぐ命を捧げられないのならば、あなたの収入の五割をクリシュナのために使って下さい。プラナィㇶ アルタィㇶ。もしもあなたがお金がないと思うなら、プラナィㇶ アルタィㇶ ディヤ、あなたの知性によって。もしも何かの知識があるのなら、本を書いて、クリシュナ意識を広めて下さい。そしてもしもあなたに教育もお金もなく、命も捧げられないのなら、あなたのヴァチャナを使えます。ヴァチャ。プラナイル アルタィル デヒィヤ ヴァチャ。ヴァチャとは何でしょう。ハレー-クリシュナを唱えて、皆に ‘どうかハレー-クリシュナを唱えて下さい’ と言って下さい。 どこに難しいことがあるのでしょう。 あなたはどのような人生の状況においてでもクリシュナに仕えることが出来ます。 しかしけちにならないでください。」 (S.B.1.2.9.講義、1972年10月20日、ヴリンダーヴァンにて)

ウエヴ-ページの「援助方法」の箇所で、「私達のサドゥ-サンガを改善する」というメッセージを広めることを、あなたが援助できる方法を提案しました。

しかし、もしもあなたが「私達のサドゥ-サンガを改善する」のメッセージを広めることを援助できないとしても、少なくともあなた自身がこれを実行して下さることを、私は謙虚に請います。 それは私達のサドゥ-サンガを改善することによって、私達は神の王国に帰って行けるからです。:

「ジヴァンティという言葉は、主クリシュナについていつも聞く人は、たとえ自分自身の存在を維持して、主についての話題を聞くことしかできないとしても、神の王国へ帰っていくことを示唆しています。」 (S.B.10.14.3解説)

オーム-タッ-サット