原則12

挑戦的なムードではなく、従順なムードで質問する。 タド ヴィディㇶ プラニパーテナ /パリプラシェネナ セヴァヤー ウパデクシャンティ テ ジャーナㇺ/ジャーニナス タットヴァ-ダルシナㇵ 「精神指導者に近づいて真理を学び、従順に質問し、師に仕えなさい。自己を悟った魂は真理に精通しているので、弟子に知識を授けることができるのです。」( B.G. 4.34) 「パリプラシェネナ」とは従順な質問によって、という意味です。...

原則11

盲目的に受け入れない。 疑問、混乱、誤解を提起する。 節の意味を明確にする質問をすること(原則10)の他、シュリーラ-プラブパーダが書いたことについて、その真実性について何か疑問があれば、質問をするべきです。 このような疑問は人をとてもどきまきさせます。 自分でもその様な疑問を認めたくないことがあります。疑問を持つのは侮辱的ではないかと恐れたり、信念がない者として暴露されると考え、他の人に打ち明けることなんてとんでもないと感じることもあります。...

原則10

シュリーラ-プラブパーダが意図している意味を明確にするのに助けになる質問をする。 シュリーラ-プラブパーダの教えを完全に吸収するためには、質問が必要です。 言い換えれば、質問をするということは吸収するプロセスに欠かせない部分です。 「この節では、盲目的に従うことと、くだらない質問をすることを禁じています。ただ精神指導者から従順に聞くばかりでなく、従順な姿勢で仕え、質問しながら、明確な理解を深めなければなりません。」 (B.G. 4.34解説) 正統な弟子の特徴の鍵は、課題を理解するために質問をしたがることです。...

原則9

謙虚に、感謝を込めて、お互いの価値を認め合って、敬意を表しながら語り合う。 個人的には私はこれが最も重要な原則だと思っています。 あなたも私と同じかどうかは分かりませんが、この人は格闘的なスタイルで語り合いをする人なのかと恐れをなしていまうような相手がいると、私の考え方のプロセスは差し押さえられてしまいます。 心理的に力を与えられると感じるどころか、心理的に息がつまるような思いをします。...

原則8

相手の立場になって聞く技術を使うことによって、語り合っている相手が自分自身の理解を養うように助けてあげるように努める。 最初にシュリーラ-プラブパーダの解説を自宅で語り合い始めた時、私たちの間で希薄なライバル意識があったため、語り合いの終わりにはよく挫折感を味わっていたものです。お互いに相手に疎外感を与え合う色々な方法があります。それらを全部試してみました。例えば、他の人の理解の仕方を軽視することがあります。「そうですね。でもそれはポイントではないですよ」等というコメントをお互いに吐き出すのはとても容易です。...

原則7

論争してはいけない。 異なった、正統な理解の仕方があることを受け入れる。 其々の節には、正当な道理にかなった意味が色々あります。 主チェイタンヤは『シュリマド-バーガヴァタム』1.7.10のアートマラーマ節を61通りの意味で説明しました。 そして主は『シュリーマド-バーガヴァタム』の全ての節も同様に、多くの色々な正当な道理にかなった意味のある理解の仕方があると教えました。...

原則6

一行ごとに、又は必要ならば一言一言、文の意味を細かく探求する。 全章、あるいは全解説、全段落を一気に理解しようとするよりも、一度に一行ずつ理解することに集中する方が良いです。 勿論全部の章、解説、段落を先ず最初に読んでも良いです。 一行ごとに理解するには、鍵になる言葉や言葉使いに集中しながら、その行の内容の意味を解き開いて下さい。 この訓練は、シュリーラ-プラブパーダが意図していた意味を、深く理解し消化するのを助けてくれます。 「一つ一つの言葉を理解するように努めて下さい。」...

原則5

意味を、自分自身の言葉で、繰り返して言う。 何かを理解したいなら、受け身的な聞き方では役に立ちません。 活発に聞く必要があります。 それは、聞き、考え、理解したことを繰り返して言う必要があるということです。 活発に聞く訓練をすると、シュリーラ-プラブパーダとの私たちの交際は実を結び始めます。 次のようなコメントは ‘活発的に聞くこと’のうちには入りません。: 「これはとても重要な点です」とか、 「このことで私は……..を思い出しました」とか、 「シュリーラ-プラブパーダはこの点をよく強調しています」。...

原則4

シュリーラ-プラブパーダの本を、順序正しく語り合う シュリーラ-プラブパーダの本に近付くにはどの方法が一番良いかについて、色々な意見を私は聞いてきました。 献身者の多くは「テーマ」に合わせて語り合うことを好みます。 例えば「ヴァルナ-アシュラム」、「女性の役割」、「創造」、「サンバンダ」等について調べたいとすると、シュリーラ-プラブパーダの本全部から探索して、テーマについて書いてあるところを抜き出します。 『献身奉仕の教え』のように短くて「簡単」そうに見える本から始めたい人々もいます。 新しい献身者はよくこの方法を好みます。...